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納豆の薬効は生きたまま大腸まで届きます!

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納豆は、日本が誇るプロバイオティクス食品です。

蒸した豆をわらで包むと、わらに付着している枯草菌の一種である納豆菌が大豆を発酵させ、ネバネバの納豆が出来上がります。

わらで包むのは伝統的な製法で、現在は、人工栽培した納豆菌を蒸した大豆に混ぜて発酵させる製法が多くなっているようですが、納豆菌が介在している限り、納豆の効果は失われません。

納豆菌は耐酸性のある菌であり、強い胃酸でも死滅することなく、“生きたまま”大腸に達します

ある研究報告では、便秘傾向のある成人に一日あたり50グラムの納豆を食べてもらうという実験を2回行ったところ、いずれの回でも便に含まれる善玉菌の数が有意に増え、排便の回数と大便の質にも改善が見られました。

納豆菌は大腸の善玉菌に加勢し、善玉菌優位の腸内環境づくりに寄与するということがわかったのです。

また、納豆菌の代謝物(菌が有機物を分解して生み出す物質)にもありがたいものがあります。

納豆菌が大豆を発酵させる過程で生まれるのが、ナットウキナーゼです。ナットウキナーゼは血液サラサラ効果が認められていることから、脳血栓や心筋梗塞などの防止が期待できます。

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さらには、大豆に含まれるイソフラボンも重要です。

よく、「イソフラボンは女性ホルモンと似た構成になっているため、大豆を食べると美容にいい」などといわれますが、それだけではありません。

イソフラボンが腸内細菌と結びつくと、また新たな健康効果が生まれるのです。

イソフラボンから、エクオールという物質をつくり出す腸内細菌(スラッキア、アドレクロッア、エガサラなど)があります。

このエクオールが、乳がんや前立腺がんの予防に役立つという研究結果があるのです。

また、豆類は総じて食物繊維が豊富であり、納豆の主原料である大豆も例外ではありません。

納豆を食べれば、腸のお掃除係りの食物繊維と善玉菌である納豆菌、さらには腸内細菌によってがんを抑止する物質に変化するイソフラボンと、3つが同時にとれるのです。

まさに、納豆には菌以上の“金の薬効”がある、というべきでしょう。

さらに付け加えれば、納豆のネバネバは粘液状の多糖類で、腸粘膜を丈夫にして免疫機能を高める効果が認められています。

納豆だけでなく、山芋やおくら、めかぶ、なめこなどのネバネバも同じです。

これらの食材はすべて食物繊維が豊富ですから、まさに食物繊維がどっさり腸に送り込めるのです。これを食物繊維やビタミン、ミネラルに富んだ玄米ご飯にかけて、「玄米ネバネバ丼」にすれば、食物繊維とプロバイオティクスを同時にとれる、「腸・健康食」になります。

一度、試してみてください。

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