お酒

お酒は体にいい?体に悪い?お酒の上手な付き合い方とは?

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フランス人のワイン好きはとても有名です。11月の第3水曜日に解禁となるボジョレー・ヌーボーは日本でももうお馴染みになっていますね。

ワインに代表されるアルコール。

お酒は、体にいいのでしょうか。体に悪いのでしょうか。

アルコールは燃焼されてしまい、体内に蓄積されない

お酒は1グラム7キロカロリーです。砂糖は4キロカロリー、油脂は9キロカロリーなので、ちょうど中間です。

なので、お酒はかなり高カロリーといっていいでしょう。

大酒飲みだったら本当に太りそうですね。

しかし、アルコールは他の栄養素と違って、あっという間に燃焼してしまうので、必ずしも体内に蓄積されることはありません。

お酒を飲んだ後、皮膚が赤くなり、身体が熱くなることでもわかりますが、それだけ無駄に燃焼されてエネルギーは失われてしまうのです。

コック・オ・バン(おんどりのワイン煮)という料理があります。おんどりを赤ワインで煮込んだ、フランス人好みの料理ですが、一羽の鶏に、ワインをまさにどっと注いで煮ます。

いかにも高カロリーに思えますが、実際はよく煮込むことでアルコール分は飛んでしまい、残りはエキス分なので、大したエネルギーではないのです。

だからと言って、多量のお酒を飲むのは、注意が必要です。

肝臓で充分に処理できる程度に飲んでください。

お酒のために食欲が進むあまり、ついたくさん食べてしまうことになれば、太ること間違いありません。

また、お酒を飲む時におつまみを少しだけしか食べないというのでは、後からお腹が空いて、帰り道にお茶漬けとかラーメンとかをたっぷり食べたり、帰宅して食べ直しということになりがちです。

こういう食べ方は、太る原因の最たるものです。

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ほろ酔い程度を守る

では、お酒の適量とはどのくらいをいうのでしょうか。

それは、いわゆるほろ酔い程度です。

医学的にいえば、アルコール量にして、25~50グラムということになります。アルコール量50グラムは肝臓を傷めないためにすすめられる量であり、25グラムは動脈硬化予防のために望ましい量です。

このアルコール量をお酒の種類別に換算すると、次のようになります。

アルコール25グラムの場合

◆日本酒

160ml

お銚子一本弱

◆ワイン

160~200ml

グラス約二杯

◆ウィスキー、ブランデー

60ml

ウィスキーグラス二杯弱

◆ビール

500ml強(コップ2.5杯)

スタウト300ml、黒500ml弱

◆焼酎

20度 125ml

コップ2分の1杯強

 

25度 100ml

コップ2分の1杯

 

35度 70ml

コップ3の1杯強

◆白酒

340ml

コップ1.5杯強

◆梅酒

180ml

コップ1杯弱

◆ウォッカ、ジン

50~60ml

 

しかし、アルコールに対する許容量は、個人差が大きいので、必ずしも数字だけで定められるものではありません。

やはり、おいしく、さわりなく飲めることを第一に考えていただきたいものです。

舌は強いが胃の粘膜は弱い

お酒の量は、飲む人の体重、正確にいえば、体の水分量に比例しますから、普通は体の大きな人ほどたくさん飲めます。

従って体の大きい欧米人が、日本人よりたくさん飲めるのは当然のことです。

「日本人や中国人は、欧米人に比べてアルコール処理能力が弱い」ということが、ロンドン大学などで研究発表されました。

胃の粘膜は皮膚ほど強くないことをくれぐれも忘れないでください。

「舌は強いが、胃は弱い」といわれるくらいです。

酒の酔い具合は、血液中のアルコール濃度によって決まります。適当な酔いは気分がよいものですが、酔いはいろいろな形で現れます。

現れ方はもちろん、個人差や男女差もありますし、飲み方は体調によっても変わってきます。

お酒の上手な飲み方。それは、たっぷりの肴を摂ることから始まります。

とくにアルコール度数の高いお酒は、胃壁に直接あたらないように、薄めたり、あるいは吸収を遅らせるために、肴を食べながら飲むようにしましょう。

たんぱく質、糖質、ビタミンB2を肴に

ところで、肝臓を順調に働かせるためには、たんぱく質、糖質、ビタミンB2が必要です。たんぱく質は、スキムミルク、卵、魚、肉、大豆およびそれらの加工品に良質なものが含まれています。

いわゆる飲んべえの中には、ご飯など穀類をまったく摂らない人がいますが、そういう人はどうしても糖質不足になってしまいます。

日頃から少しでも糖質を摂るように習慣づけておき、お酒を飲む時も、ご飯やパン、めん類などをカロリーオーバーにならない程度には摂ることです。

ビタミンB2は、レバー、チーズ、卵、もつ類、うなぎの肝、うずら卵、納豆、スキムミルク、魚の卵、うに、きのこなどに豊富に含まれています。

酒の肴にもってこいの食材がかなりありますね。

お酒を飲むと顔が赤くなる人は、ビタミンB1を摂らなくてはなりません。赤くなるのは発熱するのと同じことですから、体内でビタミンB1はたくさん消耗されます。

胚芽米や胚芽パンを常食するほか、小麦胚芽、ごま、ナッツ類、豚肉、ポークハム、魚の卵、大豆、きな粉、きのこ、豆類などを摂るようにしましょう。

にんにく、にら、ねぎ類の匂いの成分は、体内に入ってビタミンB1とくっついて、B1の働きをよくするので、欠かせない食材です。

まとめ

お酒は飲む量によって、体に害でもあり、有益でもあります。アルコールに強い、弱いにかかわらず、適度にお酒を楽しむということが大切ですね。

あまり無理をせず、お酒のよい部分と長く付き合っていきたいものです。

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