栄養管理

ビタミンAが不足すると??

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karafuru

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ビタミンAは、体の抵抗力を保つうえで、とても大切なビタミンです。

皮膚の脂肪分泌を調節しているビタミンなので、不足すると顔の皮膚がカサカサになったり、逆に脂肪分泌が旺盛になりすぎて、ニキビや吹き出物が出やすくなります。

あるいは、腕や太ももの外側の皮膚がザラザラになったりします。

眼のまわりが赤くただれたり薄暗いところでは物が見えなくなったりする夜盲症を招いたりすることもあります。

のどの粘膜が侵されやすい人、かぜをひきやすい人もビタミンAを充分にとることが大事です。近年では、ガンの予防もビタミンAが非常に重要であることが分かってきました。

ビタミンAの一日の所要量は、男性で800μg~900μg、女性で600μg~700μgぐらいですが、一日に900μg~1200μgぐらいを目安に三度の食事からとることが望ましいです。

ただし、ビタミンAは、動物性食品から多く摂るより、植物性食品に含まれているカロテンという形で体内に取り入れたほうが、ガンや動脈硬化の予防に効果があると言われています。

また、ニキビや吹き出物を防ぎ、肌のトラブル防止にもカロテンが大事です。緑黄色野菜を一日に200グラムぐらい、3~4種の野菜で組み合わせると、ビタミンAの効力として、660~1300μgぐらいになるので、基本的な量はこれで満たされます。

あとは、動物性食品や果物、海藻などの食品を組み合わせれば、バランスのよいビタミンAが補給できます。

もうひとつビタミンAの補給で注意したいことは、ビタミンEや脂肪といっしょに摂ることによって、酸化を防ぎ吸収が良くなり、体内での生理作用が高まるということです。

日本人が昔から食べてきた「ほうれん草や小松菜のごま和え」といった料理はごまに含まれているビタミンEや野菜や脂肪といっしょに摂るので大変理想的な食べ方と言えます。

にんじんや豆腐を炒めて作る「けんちん汁」もビタミンA、E、脂肪との組み合わせでバランスのよい料理です。

栄養学などない時代の料理にも、素材の組み合わせが、栄養的にみて理に叶っているものが多くあります。昔ながらのお惣菜を今の食生活にも残していきたいものです。

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