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ビタミンを超えた栄養素 ―― ビタミンDの威力!

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2016/12/25


asahiwpabiru

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営巣素の1つであるビタミンDというと、あまり知られていないというかビタミンAやビタミンCに比べても地味な存在のビタミンですよね。

少し前までは、その重要性は認められながらもどちらかというと、カルシウムの吸収を補う補助的なビタミンと考えられてきたところがあります。

しかし、近年大きな注目を浴びていることをご存じでしょうか?ビタミンDの効果について紹介していきますね。

ビタミンDとは?

そもそもビタミンDとはどういうビタミンなのでしょうか?

ビタミンDの種類はビタミンD2~D7の6種類あります。

ビタミンD1は発見された後、不純物があったことがわかったため、存在しません。

人にとって重要なビタミンDはD2とD3です。D2とD3の働きは同じといわれていますが、最近ではビタミンD3の方がD2よりも2倍働きが強いとする意見もあります。

ビタミンD2は紫外線の照射によって、植物に存在するエルゴステロールから生成され、ビタミンD3は動物に存在する7-デヒドロコレステロール (7-DHC) から生成されます。

簡単に言うと、ビタミンD2は植物性食品に含まれていて、ビタミンD3は動物性食品に含まれています。

ビタミンDを得る方法

人がビタミンDを得るには2つの方法があります。食べ物から摂る方法と、日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう方法です。

ビタミンD2は植物性食品(干ししいたけ、きのこ、海藻類など)に含まれています。生の椎茸より日光にあてて乾燥させた干ししいたけのほうが、ビタミンD2の含有量が多くなります。

ビタミンD3は動物性食品(魚肉、肝臓、鶏卵など)、人の皮ふに含まれています。

さけ、にしん、サンマ、イワシなどの魚類にはまんべんなく含まれており、一日一食を魚料理にしていれば必要摂取量を十分に補うことができます。

しかしビタミンDを摂取できる食品は全体的に見ると数が少なく、肉類、野菜、穀類、豆類などにはほとんど含まれていません。

ビタミンDは紫外線を浴びることによって体内で合成することができる唯一のビタミンで、太陽のビタミンとも呼ばれています。

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ビタミンDの働き

ビタミンDの主な働きは、カルシウムとリンの吸収を手伝って、骨を丈夫にしたり、遺伝子の働きを調節したりしています。

 ・小腸でのカルシウムとリンの吸収を促進

 ・骨の形成と成長促進

 ・遺伝子の働きを調節(免疫向上・糖尿病予防・発ガンの抑制)

従来は骨の健康しか注目されていませんでしたが、近年の研究では、免疫力の調整、がんの予防、神経疾患の予防、うつの予防など全身の機能のさまざまな分野に大きな影響があることがわかってきました。

ビタミンDが不足するとどうなるの?

ビタミンDが不足すると、筋肉や骨が弱くなり、痛みを感じます。乳児はくる病を起こし、頭蓋骨が柔らかくなって骨の成長に異常がみられ、お座りやはいはいができるようになる時期が遅くなります。大人では骨粗しょう症のリスクが増大します。

他には、糖尿病、動脈硬化、免疫力低下、自閉症、うつ、花粉症等の症状がでることも研究されています。

ビタミンDの威力!

ビタミンDは、ただのビタミンではありません。じつはホルモンに匹敵するくらいの重要な役割を持つのが、ビタミンDです。日本では、その重要度は低いですが、海外では健康や美容の為に重要視されています。

このビタミンDは、ホルモンに匹敵するほどの役割があり、免疫力の調整 ガン予防 鬱予防などに大きな影響を与えると言われています。

なかでも、メタボ対策にはビタミンDが良いとされており、ビタミンDを多く摂れば内臓脂肪がつきにくくなります。

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しかし、私たち日本人は1日に必要なビタミンDが総じて不足がちです。日に当たらない、魚を食べない人は、ビタミンDのサプリメントがおすすめです。

適度な日光浴をするか、食事やサプリメントでビタミンDを適切に摂取し、健康のためのからだ作りを欠かさないようにしましょう!

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